両目で見た時の目の能力のうち
動くものの遠近感や立体感を調べる検査
運転免許を受けて自動車などを運転するためには、視力などの身体の状態が一定の水準に保たれていることが必要です。そのため各種適性試験・適性検査が行われます。そのうちの一つに深視力検査があります。深視力検査は、三桿(サンカン)法の奥行知覚検査器により行なわれます。この検査は両眼視機能と呼ばれる両目で見た時の目の能力のうち、動くものの遠近感や立体感を調べる検査となります。
検査方法
実際の検査は、2.5m離れた距離に写真のように3本の棒があり、そのうち中央の棒だけが前後に動きます。中央の棒が左右の棒と横並びになったときにボタンを押して、左右の棒と位置のずれを距離で測定する検査です。3回検査した平均誤差2cm以下が免許取得・更新の条件です。
もともと大型免許・中型免許・けん引免許・第二種免許の取得・更新の際は深視力検査が行われていました。
自動車免許の区分が平成29年3月12日改定され運転免許の種類に新たに準中型免許が新設されました。
改正後に新たに準中型免許を取得される方には適性検査として深視力検査が行われます。このためこれから新たに免許を取得する方にとっては深視力検査の対象範囲が拡大されたことになります。なお改正前にもともと第一種普通免許であった方が更新時に準中型免許(5トン限定)に自動的に移行する場合は深視力検査は行われません。
深視力は、所持眼鏡やコンタクトレンズの度数が適正でないと低下する場合があります。この場合は適正な眼鏡やコンタクトレンズをあわせることにより深視力が改善する場合があります。また斜視や斜位などの目の位置(眼位)のずれにより深視力が低下する場合があります。この場合もプリズム眼鏡という眼位を補正する眼鏡を処方することにより深視力が改善する場合もあります。ただ子供のころに立体視という両眼でみる目の能力が獲得できていない方の場合は残念ながら良い深視力が得られない場合があります。検査自体に患者さんが慣れていない場合、良好な深視力が得られない場合もあります。この場合は 事前に当院で深視力検査を行い、深視力検査自体を充分に理解して慣れておくと良好な深視力が期待できます。運転免許に関係なくても、視力の左右差が大きい方や飛んで来るボールが取りにくい方は一度深視力検査を受けるように致しましょう。平田眼科では、春日井・小牧両院で深視力検査を受ける事が出来ます。詳しくは当院医師までご相談ください。
目の健康だより
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