遠近両用コンタクトレンズ
2018年08月09日 掲載
遠近両用コンタクトレンズにもハードとソフトが有ります。今でも乱視の強い方の遠近にはハードレンズが用いられていますが、最近遠近両用ソフトレンズの進歩が目覚ましく、新設計の1日タイプの使い捨てレンズや2週間タイプには酸素透過性に優れたシリコーン素材のレンズも登場してきています。
今までは10代からコンタクトレンズを使われていた方でも40代50代になると手元が見辛くなり、やむを得ず遠近両用メガネに変わる方も多かったと思います。そのような方でも、もう一度コンタクトレンズでの生活に戻りたいご希望があれば、一度最新の遠近両用レンズを、試されてみると良いでしょう。
その場合以前の様に朝から夜までコンタクトのみで過ごすのではなく、メガネとの併用が良い場合もあります。スポーツや習い事の時に、週に2~3日だけ遠近の1日タイプを使われる方もかなりおられます。
しかし40代以上の方は涙の成分も変化していてドライアイになり易いので、遠近両用コンタクトレンズの快適な使用には、眼科専門医による検査・処方と定期的な経過観察を受けるように心がけて下さい。